February 25, 2010
誰かに相談された時どうふるまったらいいのか
ふと誰かに何かを相談された時。
この時とりうるアクションはスタートラインでは3つかと思います。
?相手の意見に賛同する、あるいは反対する。
?自分の意見を「特に効果を考慮せず」伝える。
そして結論的には僕はこの3つ目を是としていますが、3つ目はこれです。
?自分の意見を「相手の頭の中の選択肢」の数を増やすことを目的として伝える。
3つ言いましたが4つ目もありました。。。
?こんがらがっている話を「交通整理」する。
交通整理という単語は自分の業界特有かもしれませんが、「話を整理する」という意味でよく使います。間違ってこないだプレゼン用のパワポにまで「交通整理」と使っていて友達に「をいをい・・・職業病だなw」って突っ込まれましたが。。
この中でどれが一番いいのか。
この相談された時に「いい」とか「悪い」とかの価値判断を含めることは悪いことではないと思います。というのは公理を争っているわけでなくて、「相談される」ということは、「何かしらの効果」を期待している場合がほとんどなわけですから、効果の有無で良しあしを判断すればいいわけなので、「いい悪い論」であっていいわけです。
と書いていたら5つ目もありました。
?ただ聞くだけ
実は、一般的には?が無難みたいですね。よく雑誌の記事でも「聞き上手」とかいうくらいで。確かに無難なんだと思います。しかし無難ということはリターンもリスクもなく、また責任を負う事もなく、もっとも自己防衛に適した方法であるとも考えられるわけです。
もちろん「話したがり」で聞くこともできない人いとっては、「聞き上手」は褒め言葉かもしれませんが・・・
しかしながらそれは論外として、大凡相談された時には上記5つの選択肢があると思います。
それぞれ考えてみると、?賛成あるいは反対する、というのは一番ドラスティックです。というのは、相当程度「自分色」が出て「影響度」も小さくないと思うからです。
?何も考えずに意見表明は、「自分色」は出ているものの、「影響度」を考えていない点で?との比較では劣るような気がします。
?選択肢の一つとしてという意味で影響度に配慮しつつ、自分色も出ています。
?交通整理は、実は「一般的」には一番いいのかもしれません。?の聞くだけも同様ですが、自分色は「交通整理」する手法以外には表れず、影響度はプラスの意味でもマイナスの意味でも小さいので自己のリスクも小さいです。
それぞれこのような特徴がありますが、結局のところ「適材適所」を考える必要であり汎用的な一般解は存在しません。
勿論この場合における判断は「相談してきた人が何を期待しているのか」によるわけです。
「相談する」と一言で言っても
・ただ話を聞いてほしい
・賛成して欲しい・反対して欲しい
・話を整理してほしい
・相手の意見を聞きたい
・何が何だかわからない
という感じにパターンわけされると思いますが、
それぞれ
・話を聞く
・賛成する、あるいは反対する
・整理する
・自分の意見を言う
と4つめまで簡単ですが、5つ目が難しい。
要は本人が何が何だかわからなくなってるので、当然本人以外の俺もわかるわけねーだろ!みたいな感じです。この場合、話を進めつつ、「何を期待しているのか」を推測することが重要になります。
加えて、この5分類も天下り式に分かるものではないので、相談に乗る時のポイントは
?このどの分類にあたるか推測しつつ
?分類できたら適切なアクションをとる
ということになります。
しかし
?で分類できても、本人も何が何だかわかっていない状況下においては、それ以上推測することが無意味なので、この場合には「交通整理」をするのが一番かと思います。
というのは、世の中交通整理さえしてしまえば、意外に選択肢を絞ることができて、しかもどれを選択するのかおのずと分かる、というものが結構多いわけです。
交通整理で選択肢絞る、までは分かりやすいですが、実は選択肢を絞った後に「何を優先するのか」も考慮すると、いくつかある選択肢から自動的に絞れてしまう、ということになります。
ただ、この次元で「どうしたらいいかわからない」あるいは「わかっているけど背中を押してもらたい」みたいなケースも当然あり得ます。
つまり、選択肢を絞って、天下り式にチョイスが決まることを本能的に理解しているものの、自分一人ではなんともきめがたいので、反対なり賛成なりしてもらって、前に進みたい、というような例ですが、実はこれが相談の本質なのかもしれません。
よって
?交通整理をしつつ、話を聞き、相手が求めるものを少しずつ考える。
?ただ聞いてほしいだけであれば聞く、意見を求められているならさくっと言う、交通整理を必要としているのであれば整理する、というフローチャートで、何が何だか分からないようであれば引き続き交通整理。以下繰り返し
?選択肢を絞れていない場合には、選択肢になるように交通整理する
?選択仕方がわからない場合には、優先するものと選ぶべき選択肢をひも付けする
??まで分かっている場合、もはや交通整理は無意味で、聞いてほしいか、賛成して欲しいか、反対して欲しいかこの3つになる。
?見極めが難しいが、ここまでくると実は相談自体が終わっていることが多い。
というような感じだと思います。
簡単に言いましたが「相手の求めることを推測する」って仲良くないと無理なんですよ。ほとんど。もちろん超能力があって・・・とかだったら別ですが。
それと話を物理的に聞くんではなくて、その言葉の表象する真の目的物を受け止めないとこれも相談になりません。
ただ・・・ひどい場合になると、自分からは事細かに説明しないのに、終局の選択肢のチョイスに入った頃に(相手が求めるものが分からないので、通常のフローを踏んだだけ、という意味で)、「そんなことは分かってるし、言われなくてもいい」とかいう人もいます。
勿論自分は、その人自身でもなければその人の人生に責任を持てるわけでもないので、それ以上のことは言いませんが、「だったら初めからそう言ってくれよ・・・」と思う気持ちは否定できないです。経験ありますが・・・
でもその「読み」も含めて自分に期待したとすれば、僕はそのspecはなかったってことですね。きっと。そういったspecもあると思って相談したのに、と言われてしまっては、僕も言い返しようがない、というか、そこまで、という感じで。
言葉のキャッチボール、なんて言いますが、本当にこれはキャッチボールであって、投げる人間と受ける人間と両方がしっかりしないと、成立しませんから、受け手もしっかり球をとってくれないと困ります。
ただ自分が投げ手の時には「いかに正確に伝えるか」ということをいつも考えているわけで、投げ手の時にも受け手の時にも自分ばっかり・・・とかなってしまうこともあっちゃったりするんですが、でもそうとも言い切れない部分もあって、中身がどうであれ「投げ手」も「受け手」も、それなりに頑張ってるんだ、という仮定を置かないと始まらんわけです。
だからそこで「どっちがどれくらい責任があって・・・」とか下らんことを言うつもりもなく、うまくいかなければ双方のミス、つまり受け手も力が及ばなかったし、投げ手もしっかり投げることができなかった、それだけじゃないか、と思うようにしてます。
こんなこと言ってるとお前何さまだ!ってことになっちゃいますが、人から相談されるだけ幸せなんだと思います。それだけ頼ってくれてるっていうのは大なり小なりあるわけですから。
この時とりうるアクションはスタートラインでは3つかと思います。
?相手の意見に賛同する、あるいは反対する。
?自分の意見を「特に効果を考慮せず」伝える。
そして結論的には僕はこの3つ目を是としていますが、3つ目はこれです。
?自分の意見を「相手の頭の中の選択肢」の数を増やすことを目的として伝える。
3つ言いましたが4つ目もありました。。。
?こんがらがっている話を「交通整理」する。
交通整理という単語は自分の業界特有かもしれませんが、「話を整理する」という意味でよく使います。間違ってこないだプレゼン用のパワポにまで「交通整理」と使っていて友達に「をいをい・・・職業病だなw」って突っ込まれましたが。。
この中でどれが一番いいのか。
この相談された時に「いい」とか「悪い」とかの価値判断を含めることは悪いことではないと思います。というのは公理を争っているわけでなくて、「相談される」ということは、「何かしらの効果」を期待している場合がほとんどなわけですから、効果の有無で良しあしを判断すればいいわけなので、「いい悪い論」であっていいわけです。
と書いていたら5つ目もありました。
?ただ聞くだけ
実は、一般的には?が無難みたいですね。よく雑誌の記事でも「聞き上手」とかいうくらいで。確かに無難なんだと思います。しかし無難ということはリターンもリスクもなく、また責任を負う事もなく、もっとも自己防衛に適した方法であるとも考えられるわけです。
もちろん「話したがり」で聞くこともできない人いとっては、「聞き上手」は褒め言葉かもしれませんが・・・
しかしながらそれは論外として、大凡相談された時には上記5つの選択肢があると思います。
それぞれ考えてみると、?賛成あるいは反対する、というのは一番ドラスティックです。というのは、相当程度「自分色」が出て「影響度」も小さくないと思うからです。
?何も考えずに意見表明は、「自分色」は出ているものの、「影響度」を考えていない点で?との比較では劣るような気がします。
?選択肢の一つとしてという意味で影響度に配慮しつつ、自分色も出ています。
?交通整理は、実は「一般的」には一番いいのかもしれません。?の聞くだけも同様ですが、自分色は「交通整理」する手法以外には表れず、影響度はプラスの意味でもマイナスの意味でも小さいので自己のリスクも小さいです。
それぞれこのような特徴がありますが、結局のところ「適材適所」を考える必要であり汎用的な一般解は存在しません。
勿論この場合における判断は「相談してきた人が何を期待しているのか」によるわけです。
「相談する」と一言で言っても
・ただ話を聞いてほしい
・賛成して欲しい・反対して欲しい
・話を整理してほしい
・相手の意見を聞きたい
・何が何だかわからない
という感じにパターンわけされると思いますが、
それぞれ
・話を聞く
・賛成する、あるいは反対する
・整理する
・自分の意見を言う
と4つめまで簡単ですが、5つ目が難しい。
要は本人が何が何だかわからなくなってるので、当然本人以外の俺もわかるわけねーだろ!みたいな感じです。この場合、話を進めつつ、「何を期待しているのか」を推測することが重要になります。
加えて、この5分類も天下り式に分かるものではないので、相談に乗る時のポイントは
?このどの分類にあたるか推測しつつ
?分類できたら適切なアクションをとる
ということになります。
しかし
?で分類できても、本人も何が何だかわかっていない状況下においては、それ以上推測することが無意味なので、この場合には「交通整理」をするのが一番かと思います。
というのは、世の中交通整理さえしてしまえば、意外に選択肢を絞ることができて、しかもどれを選択するのかおのずと分かる、というものが結構多いわけです。
交通整理で選択肢絞る、までは分かりやすいですが、実は選択肢を絞った後に「何を優先するのか」も考慮すると、いくつかある選択肢から自動的に絞れてしまう、ということになります。
ただ、この次元で「どうしたらいいかわからない」あるいは「わかっているけど背中を押してもらたい」みたいなケースも当然あり得ます。
つまり、選択肢を絞って、天下り式にチョイスが決まることを本能的に理解しているものの、自分一人ではなんともきめがたいので、反対なり賛成なりしてもらって、前に進みたい、というような例ですが、実はこれが相談の本質なのかもしれません。
よって
?交通整理をしつつ、話を聞き、相手が求めるものを少しずつ考える。
?ただ聞いてほしいだけであれば聞く、意見を求められているならさくっと言う、交通整理を必要としているのであれば整理する、というフローチャートで、何が何だか分からないようであれば引き続き交通整理。以下繰り返し
?選択肢を絞れていない場合には、選択肢になるように交通整理する
?選択仕方がわからない場合には、優先するものと選ぶべき選択肢をひも付けする
??まで分かっている場合、もはや交通整理は無意味で、聞いてほしいか、賛成して欲しいか、反対して欲しいかこの3つになる。
?見極めが難しいが、ここまでくると実は相談自体が終わっていることが多い。
というような感じだと思います。
簡単に言いましたが「相手の求めることを推測する」って仲良くないと無理なんですよ。ほとんど。もちろん超能力があって・・・とかだったら別ですが。
それと話を物理的に聞くんではなくて、その言葉の表象する真の目的物を受け止めないとこれも相談になりません。
ただ・・・ひどい場合になると、自分からは事細かに説明しないのに、終局の選択肢のチョイスに入った頃に(相手が求めるものが分からないので、通常のフローを踏んだだけ、という意味で)、「そんなことは分かってるし、言われなくてもいい」とかいう人もいます。
勿論自分は、その人自身でもなければその人の人生に責任を持てるわけでもないので、それ以上のことは言いませんが、「だったら初めからそう言ってくれよ・・・」と思う気持ちは否定できないです。経験ありますが・・・
でもその「読み」も含めて自分に期待したとすれば、僕はそのspecはなかったってことですね。きっと。そういったspecもあると思って相談したのに、と言われてしまっては、僕も言い返しようがない、というか、そこまで、という感じで。
言葉のキャッチボール、なんて言いますが、本当にこれはキャッチボールであって、投げる人間と受ける人間と両方がしっかりしないと、成立しませんから、受け手もしっかり球をとってくれないと困ります。
ただ自分が投げ手の時には「いかに正確に伝えるか」ということをいつも考えているわけで、投げ手の時にも受け手の時にも自分ばっかり・・・とかなってしまうこともあっちゃったりするんですが、でもそうとも言い切れない部分もあって、中身がどうであれ「投げ手」も「受け手」も、それなりに頑張ってるんだ、という仮定を置かないと始まらんわけです。
だからそこで「どっちがどれくらい責任があって・・・」とか下らんことを言うつもりもなく、うまくいかなければ双方のミス、つまり受け手も力が及ばなかったし、投げ手もしっかり投げることができなかった、それだけじゃないか、と思うようにしてます。
こんなこと言ってるとお前何さまだ!ってことになっちゃいますが、人から相談されるだけ幸せなんだと思います。それだけ頼ってくれてるっていうのは大なり小なりあるわけですから。